2007-11-28 Wed 23:55
深センの労働者支援団体に対する 度重なる襲撃と代表者への刺傷事件 ![]() 香港の団体のプレスリリース ・労働力 ・アジアモニタリングリソースセンター ・グローバリゼーションモニター) ・企業行動を監視する大学教員と学生アクション 2007年11月25日 深センの労働者支援団体に対する 度重なる襲撃と代表者への刺傷事件 香港の団体は中国政府に対して犯人逮捕に全力を挙げ 労働団体メンバーの安全を保障するよう要請する この間、深セン市では労働者支援団体の事務所に対する破壊行為と代表者に対する刃物による襲撃事件が連続して発生した。香港の団体は驚きと怒りを禁じ得ない。そしてこの暴力行為を厳しく批判する。この事件は、深センの一部の既得権益集団が、労働者による権利主張や労働者人民の権利を保障する国家政策に抵抗していることの反映である。 ![]() スポンサーサイト
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2007-11-28 Wed 23:50
中心メンバー切り付けられ重態 ![]() (写真の日付は設定ミスで正しくない) 労働契約法の施行を前に 【解説】香港と隣接する深センでは、ここ数年にわたり出稼ぎ労働者にさまざまな労働関連のサービスを提供する民間団体がいくつも登場している。その中の一つ、「打工者---職業安全健康中心」(労働者職業安全健康センター。以下、労働者センター)が、ここ一ヶ月の間に2回も、正体不明の暴漢に襲撃され施設入り口が破壊された。そして11月20日には労働者センター中心的活動スタッフが、刃物で体中を切りつけられるという傷害事件にまで発展した。 ![]() |
2007-08-24 Fri 09:45
![]() 【解説】8月8日から始まった香港の鉄筋工のストライキが続いている。香港全土の鉄筋工は約5000人、そのうち今回のストライキに参加したのは1000人を超える。 労働者たちは賃上げと労働時間の短縮などを要求している。8日には200人が香港建築鉄筋商会の会長との直談判を求めて座り込みを行った。労働者は連日の座り込みを行い11日には600人の労働者と支援による抗議行動で中心街・セントラルの交通を一時遮断した。商会側は一部賃上げなどに応じるが労働者の要求には遠く及ばないことから労働者は要求実現に向けて取り組みを継続している。報道では香港全体の四分の一の建築現場に影響が出ているという。 ![]() |
2007-07-25 Wed 09:42
労働者切捨てにストライキで対抗 【解説】90年代後半から本格的にすすめられた国有企業の民営化は、外資を含めた企業合併の過程で、さまざまな問題を引き起こしてきた。中でも経営陣による企業買収と現場労働者・不採算部門の切捨ては、労働者の抵抗を引き起こしてきた。以下に紹介するのは、中国西南地方最大の水道企業の企業再編に対して労働者がストライキで抵抗しているたたかいである。その後、ストライキはどうなったのかの報道はなく、インターネットでも同社をキーワードにした検索はことごとく「ページが見つかりません」という状態になっている。同社の企業合併の問題は、国有企業の民営化、あらたな資産階級の形成、切り捨てられる労働者という問題だけでなく、水や公共サービスの商品化という、世界的にも問題となっている現象が、中国においても同じく展開されていることに注目すべきであろう。労働者や地域の抵抗に、当局がどのように対応しているのかについてもうかがい知ることができる。このレポートはいくつかのウェブサイトに転載されたものであるが、中国労工通訊に掲載されたものを抄訳したものである。(China Now!編集委員会) 原文 http://big5.china-labour.org.hk/public/contents/106230 ━━━━━━━━━━━━━━ 【四川の双馬グループの労働者のたたかい】 中国西南部最大の水道事業企業のひとつ、四川双馬投資集団有限公司はフランス資本のLAFARGEに買収され、多くの労働者が労働契約を一方的に解除された。労働者は自らの権利を守るために闘争に立ち上がった。7月13日、当局の発表では、労働者の抵抗はとっくに終了したという。しかし我々が把握している情報では、すくなくとも7月12日までは、闘争が継続されており、数名の労働者も逮捕されている。 中国では、外資企業による中国企業の買収が政府の支援の下で進められているが、その過程は密室作業であり、買収の結果、国有資産が指摘財産に変わってしまっている。そして多数の労働者がわずかの補償金と引き換えに労働契約を解除されている。このような状況の中で、四川双馬集団における労働者の闘争は特別な意義を持つものである。 以下は、ストライキ突入の翌日6月30日からの報告である。 ![]() |
2007-05-31 Thu 14:36
潘為さんの文章は中国語で約4万字、全12章に渡る。構成は以下のようになっている。 1 無錫松下電池に入社する 2 無錫松下電池カドミウム事件の由来 3 無錫松下電池「カドミウム事件」の爆発:ストライキの始まり 4 無錫松下電池「カドミウム事件」の爆発:労働者が会社の東門をふさぐ 5 無錫松下電池「カドミウム事件」は続く:会社の不適切な対応によって交渉解決のチャンスを逃す 6 無錫松下電池「カドミウム事件」が極端な方向へ向かう:労働者がデモで市政府まで行進 7 無錫松下電池「カドミウム事件」の善後策:労働者は仕事へ戻り、作業環境の改善が始まる 8 無錫松下電池「カドミウム事件」がニュースの焦点になり、争って手がかりを報道する 9 無錫松下電池「カドミウム事件」のなかのわたしと労働者代表 10 無錫松下電池「カドミウム事件」の再発:南京ハンスト事件 11 無錫松下電池「カドミウム事件」は収束へ、そしてわたしは「試用期間終了と不採用」へ 12 どうしても言わずにはおれないこと ![]() |
2007-01-29 Mon 15:06
![]() (画像は1月10日、無錫市政府前で訴える無錫松下電池の労働者たち) 【解説】江蘇省無錫市は、上海から128キロ内陸に入った太湖畔に位置する大都市である。同市は中国の15の経済中心都市の一つであり、地理的条件の有利さ、そして何よりも現地政府の外資誘致の積極さから多くの日系企業が進出している。2006年末実績でGDP400億ドル、一人当たり7000ドル。日系企業は1081社、総投資額78.42億ドル、在留日本人は3000人、日本との貿易も05年に69.6億ドルにのぼり、同市最大の貿易パートナーとなった。この無錫に進出している松下電池の工場、無錫松下電池有限公司でカドミウム被害が発生。労働者は正確な検査結果や正当な権利を訴えてストライキに突入。ストは現在は一時的に沈静化しているが、松下側のカドミウム被害への対応については不明なままだ ![]() |
2006-12-25 Mon 16:25
会フォーラム2006」の最終日、12月10日にはデモが行われ、「国際人権デー 香港社会フォーラム2006宣言」が発表された。主催団体の香港グローバルネットワーク(HKPA)は、2005年末に香港で行われたWTO対抗アクションを担ったネットワーク組織。(編集部) デモの画像 ![]() |
2006-12-25 Mon 16:22
ドイツのおもちゃと中国労働者の権利 2006/12/19 クリスマスにはプレゼントが贈られる。サンタクロースは遥か彼方の中国からドイツの子どもたちのためにプレゼントを運んできてくれる。中国労働者の血と汗とともに。 クリスマス関連の商品のなかで、おもちゃの80%は中国、とくに中国広東省の大小何千もの玩具工場からの輸入品だ。近年、中国の玩具工場の劣悪な労働状況が西側メディアで報道され、人権団体や労働NGOなどが問題に取り組んでいる。ドイツの週刊誌の記者、ウォルフガン・メンデルは、広東の玩具工場を半月かけて取材した。 ![]() |
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